投資のノウハウ

銘柄乗り換えの基本ポイント②「乗り換え」を行うべきタイミングと頻度

さて、銘柄の乗り換えは、いつ行えばよいでしょうか。詳しくは、別のコラムで説明したいと思いますが、基本は1カ月に1回程度のタイミングで検討すればよいと考えます。

株式投資は一発勝負ではない

あくまでイメージですが、3銘柄保有しているとしたら、1カ月に1度、ひとつの銘柄を乗り換えて、3カ月経つとすべての銘柄が入れ替わっているということです。個々の銘柄で見るとそれぞれ3カ月ごとに乗り換えるわけで、合計すると年に12回は乗り換えることになります。

もし、年に1度しか乗り換えなければ、その1年については「一発勝負」になってしまいます。最初の銘柄選択で失敗してしまうと、資金を大きく減らしてしまうかもしれません。そうなると、次の1年で浮上するのはなかなか難しくなります。けれども、それぞれの銘柄で年4回勝負ができると考えると、1回勝負してうまくいかなくても、次にまた勝負すればいいわけですから気持ちにゆとりが生まれます。

株式市場では日々新たな材料が出てくるため、値上がりが期待できる銘柄も毎日のように登場してきます。月1回程度のタイミングでは少ないのではないか、と感じる人もいるかもしれません。

もちろん、必要があればもっと短い期間で乗り換えることは、何の問題もありません。私がアドバイスしている会員の方々には、買って数日で乗り換えを推奨するケースもあります。逆に、3カ月保有した時点で、さらに保有の継続を判断する銘柄もあってよいのです。

適切な頻度で乗り換える

ただ、基本の乗り換えのタイミングを1週間に一度、つまり年に約50回としてしまうと、これはかなり頻繁過ぎて、せわしないと思います。

また、期間が短くなるということは、必然的に取れる値幅も小さくなります。1週間で取れる銘柄は通常はせいぜい3パーセント、5パーセントのレベルです。小さい利ザヤを狙って頻繁に売買を繰り返すようになると、それはもう本書で提案する投資のスタイルではなくなってしまいます。

1年に一度では少なすぎるし、1週間に一度ましてや1日に一度では多すぎる。1カ月に一度という程よいタイミングで乗り換えていくことが無理なく資産を増やしていくことにつながります。

本連載は、自著『資金30万円を巨額資産に大化けさせる 銘柄「乗り換え」株式投資法』(幻冬舎)から一部を抜粋したものです。本コラムは実際の投資の成功を保証するものではありません。本コラムを用いた運用は必ずご自身の責任と判断によって行ってください。本コラムの内容に関して運用した結果については、ライジングブル投資顧問株式会社はいかなる責任も負いかねます。なお、本コラムに記載されているデータや法令等は、いずれも執筆当時(2016年2月)のものであり、変更されていることがあります。
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プロフィール

藤村

ライジングブル投資顧問株式会社

代表取締役社長 藤村 哲也

【経歴】

1965年生まれ。横浜市立大学経営学科卒業。1990年太平洋証券(現・三菱UFJモルガンスタンレー証券)入社、証券営業を経て1996年より投資情報部で証券アナリストとして勤務。合併により2000年よりUFJつばさ証券(現・三菱UFJモルガンスタンレー証券)に勤務し、最終役職はUFJつばさ証券部長代理。独立後、2003年6月にライジングブル投資顧問株式会社を設立。中国株、日本株情報サイトを運営し、会員向けに株による財産形成を総合的にサポートしている。Yahoo! ファイナンス 投資の達人、All About株式ガイド。

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