投資の基礎講座

銘柄選びの基本「サヤ取り」と「値幅取り」

小さな「サヤ取り」とは、30万円で買った株を31万円で売って、1万円の利益を確定するような売買を指します。サヤを取るというのは、本来、買値と売値の差で利益を得るという意味ですが、要するに値動きのほんのちょっとの差に注目して利益を取っていこうという投資のスタイルです。

一方の大きな「値幅取り」とは、30万円で買って45万円で利益を確定し、15万円を得るような売買を指します。一度、売買するだけで大きな利益を得ることが可能です。

では、資産を増やす方法としては、どちらが効率的でしょうか。もちろん後者です。前述の例では、「サヤ取り」狙いでは15万円の利益を得るためには、15回も売買しなくてはなりません。手間ばかりかかることになって、結局投資がイヤになってしまう可能性もあります。

日々株取引に振り回されずに、手間をかけずに資産を増やしていくためには、大きな「値幅取り」が狙える銘柄を選ぶことが非常に重要です。

ただ、50%の上昇は1週間や2週間で達成できるものではありません。1カ月から3カ月くらいの期間で見ていく必要があります。

なお、ケーススタディを見ていただくと、結果的に小さな「サヤ取り」になっている銘柄もありますが、これは資金に限りがあるため、乗り換えのために売却していることが主な理由です。何度も挑戦するための乗り換えです。初めから「サヤ取り」狙いで買っているわけではないということを理解しておいてください。

本連載は、自著『資金30万円を巨額資産に大化けさせる 銘柄「乗り換え」株式投資法』(幻冬舎)から一部を抜粋したものです。本コラムは実際の投資の成功を保証するものではありません。本コラムを用いた運用は必ずご自身の責任と判断によって行ってください。本コラムの内容に関して運用した結果については、ライジングブル投資顧問株式会社はいかなる責任も負いかねます。なお、本コラムに記載されているデータや法令等は、いずれも執筆当時(2016年2月)のものであり、変更されていることがあります。
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株式投資シミュレーション

プロフィール

藤村

ライジングブル投資顧問株式会社

代表取締役社長 藤村 哲也

【経歴】

1965年生まれ。横浜市立大学経営学科卒業。1990年太平洋証券(現・三菱UFJモルガンスタンレー証券)入社、証券営業を経て1996年より投資情報部で証券アナリストとして勤務。合併により2000年よりUFJつばさ証券(現・三菱UFJモルガンスタンレー証券)に勤務し、最終役職はUFJつばさ証券部長代理。独立後、2003年6月にライジングブル投資顧問株式会社を設立。中国株、日本株情報サイトを運営し、会員向けに株による財産形成を総合的にサポートしている。Yahoo! ファイナンス 投資の達人、All About株式ガイド。

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